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自転車世界一周を目指す「まこと」と「ともみ」の夫婦ブログ

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【世界一周旅行の準備】予防接種を受けてきました(黄熱病・A型肝炎・腸チフス・破傷風)

 

世界一周旅行へ行く上で欠かせない「予防接種」を受けてきました!

私たちが受けたものは「黄熱病・A型肝炎・腸チフス・破傷風」の4つです。

この記事では、予防接種の必要性や4つの予防接種を受けることにした理由を紹介していきます。

世界一周旅行を始めとする海外旅行に行くにあたって、何の予防接種を受けるべきなのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください!

 

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私たちが受けることにした予防接種

厚生労働省HPなどをご参照していただければわかる通り、世界一周のための予防接種は非常に多様なものがあります。

 

その中から私たちは4つの予防接種を行いました。

その決め手はずばり、「病院の先生の話」です。


先生に世界一周旅行の予定をお話しし、予防接種について知りたいこと、不安なこと、受けるか迷っている予防接種などを話しました。

すると先生は、受けておいたほうが良い予防接種やスケジュールについてアドバイスをしてくれました。

 

自分たちでどうしようか迷っている時間があったら、まず専門家に相談することをおすすめします。 

さてそれでは、数ある予防接種の中からこの4つを選択したのか、私たちなりの判断基準を紹介していきます。

 

 A型肝炎

先生から絶対に受けておくべきと言われたものその①。

なぜなら、A型肝炎は水や食べ物から感染する病気だからです。

 

アジアやアフリカの水は、日本のように浄水された水ばかりではありません。

水はもちろん、水が使われた料理からも感染するとのことなので、油断は禁物です!

 

2回の接種で1年、3回の接種で3年効力があるそう。

2回目は1回目から1ヶ月、3回目は2回目から3ヶ月開けて接種する必要があるので計画的な予防接種が必要ですね!

料金は1回あたり6,000円!私たちは3回接種したので、合計で18,000円でした。 

 

腸チフス

先生から絶対に受けておくべきと言われたものその②。

腸チフスも食べ物や飲み物から感染する病気なのです。

とにかく食物から感染するものは要注意せよとアドバイスをいただきました。

 

人に移る病気ではなく、熱が出ることもないそうなので、自分の身体を守る意味では、優先度は低いかもしれません。

しかし、腸チフスは体中に赤い斑点が出る症状が現れるそう。

 

赤い斑点が出る見た目から、飛行機に乗せてもらえない場合が考えられるとのこと。

国の移動はもちろん、日本へ帰国することもできなくなってしまう可能性という話を聞いて、接種することにしました。

料金は10,000円です。1回の接種で3年の効力があるとのこと。

 

破傷風

破傷風は擦り傷などの傷口から感染する病気です。

途上国でかかりやすく、命に関わることもあるとのこと。

自転車旅では、擦り傷はたくさんするだろうということもあり、先生に受けておいたほうがいいというお話を聞き、決断しました。

料金は3000円です。1回の接種で10年の効力があるとのこと。

 

黄熱病

アフリカや南アフリカの一部地域では、黄熱病の予防接種を受けていないと入国できない国があります。

私たちはその対象地域である、ボリビアやアルゼンチンに行く予定のため、黄熱病の予防接種は受けなくてはなりませんでした。

黄熱病の予防接種を受けると、「イエローカード」とよばれる証明書をもらえます。

このイエローカードを見せることで、入国が許可されるとのこと。

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また、黄熱病は限られた機関でしか接種することができません

一般の病院ではやっていないため、自分の住む地域で接種を受けられる場所を確認する必要があります。

(私たちも上記3つとは違う場所へ行きました)

 

摂取回数は1回で、1度接種すると接種10日後以降から効果があるとのこと。

生ワクチンのため、接種後28日間は他の予防接種が受けられないため、他の予防接種をすべて受け終えてから接種すると効率がいいでしょう。

発行されるイエローカードは生涯有効となるので、大切に保管が必要です。

 
※ちなみに、私たちが東京検疫所で接種を受けた2019年5月は、料金は3,680円でした。

しかし、料金は変動するようで、2020年3月では17,680円とのこと。。。

最新の情報を確認するようにしましょう・・・!

 

※また、パスポートと同じ名前でないといけないということで、結婚などで姓が変わってしまった人などは注意が必要です!

(私も最近更新して、発行手数料として880円かかりました)

 

受けるかどうか最後まで悩んだもの【狂犬病】

最後に、受けるかどうか最後まで悩んだ「狂犬病」について紹介します。

狂犬病はイヌやキツネ、コウモリにかまれることにより発症する病気で、発症してしまうと致死率100%と言われています。

 

初めは、この致死率100%という数字にびびり、絶対受けたい!と思いました。

しかし、病院の先生に以下2点のアドバイスをもらい、コストとの兼ね合いから受けない選択をしました

●犬に噛まれる確率は非常に低いこと。(交通事故と数字比較して)

●予防接種を受けていても結局病院に駆け込むことになること。 (予防接種を受けなかった場合、病院がなかったときには危ない)

 

 

もちろん、噛まれて発症すると死んでしまうため、安心を買うと思って接種してもいいかと思います。

しかし、受ける回数が3回、かつ1回あたりの料金が15,000円のため、時間的にも金銭的にも大きなコストが掛かるため受けないことにしました。

犬には気を付けないとですね。。

 

予防接種のスケジュール管理で注意すること

予防接種は出発するまでに完了しておく必要がありますが、物によっては、抗体ができるのに数日かかったり、複数回受ける必要のあるものもあります。

自分の受ける予防接種についてよく調べて、出発までにすべて受け終えるように計画的に行動しましょう。

私たちが受けた4つのなかで注意すべきは以下の2つです。

 

●A型肝炎… 2回目は1回目から1ヶ月、3回目は2回目から3ヶ月開けて接種する必要がある

●黄熱病…生ワクチンのため、接種から28日間は他の予防接種は受けられない

 

予防接種におすすめの病院【ふたばクリニック】

私たちは世田谷区にある「ふたばクリニック」で受診しました。

世界一周旅行や海外旅行に行くために予防接種を受ける上で、他サイトでも紹介されている有名な病院。

 

家から遠いためここで予防接種を受けるかどうか迷っていましたが、結果としてとても良かったです!

私たちの旅行が3年間で世界一周するというと、受けておいたほうがいい予防接種を紹介してくれたり、次に受ける予防接種の予定まで考えてくれたり、とても親身になってくれて信頼できる先生でした

迷っている方はぜひ一度、話を聞きに行ってみてください!

 

まとめ

予防接種は自分の身を守るために、世界一周において欠かせない準備です。

どんな予防接種を受けるか、どんなスケジュールで受けるかは、病院の先生に相談するのが一番です。

迷っている方は、まずは話を聞きに行ってみることをおすすめします!

スケジュールを立てて、計画的な予防接種を行いましょう!

 

世界一周の準備編、親への報告の記事もぜひ見てみてください!

 

www.mktmm.com

 

 

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