こんばんは。まことです。
シャボン玉のシャボンの意味って知ってます?
普通に生活してたら知らないですよね。
ポルトガル語で「石鹸」て意味らしいです。
これ知ってる人、日本の人口の5%以下なんじゃないかな。
僕は今日初めて知りました。
こういう「幼いころから知ってるのに実はなんのことか理解していないこと」って結構ありますよね。
印象的だったのが大学4年の時。
なにか数学の問題でも考えていたのでしょうか。
ふと、「あれ?……なんで円の面積って半径×半径×3.14なんだ?」って思いました。
小学校低学年のころから、何千回、何万回と使ってきたこの公式。
でも、なぜこれで円の面積が求まるのか、僕は知りませんでした。
"知ろうとする"ことが出来なかったのです。
僕はとても恐ろしくなりました。
こんなにたくさん使ってきたのに、ただの一度も疑問に思うことが出来なかった。
「これ使え」って言われてただその通りやってただけ。
ロボットと一緒です。
22歳になって初めて"円の面積が求まる理屈"を求めることができ、脱ロボット。
こんなことってあるんだなって思いました。
きっと小さい頃って知らないことだらけだから、受け入れるたびに何かを疑問に思っていたらパンクしてしまうんでしょうね。
だからある程度は盲目的に受け入れなきゃいけない。
でもその頃に疑問を持たず受け入れたことって、今でもきっとそのままほったらかし。
今日の「シャボン玉」もそのひとつ。
シャボン玉なんて、小さいころから何回も遊んだことあるのに、「シャボンてなんだ?」って一度も疑問に思ったことありませんでした。
今日たまたま仕事中に、界面化学の勉強をしていて、説明の例としてシャボン玉がでてきました。
そこで初めて「あれシャボン玉のシャボンてなんだ」って思うことが出来ました。
公園で誰かがシャボン玉を吹いていてもなんにも疑問に思わないけれど、普段と違う形で改めてそれに触れたから疑問を持つことが出来たのだと思います。
それくらい、小さい頃に盲目的に受け入れた呪縛から解き放たれるのって難しいんだなって再び感じた今日でした。
これからも発見していけるといいな。
ちなみに、「円の面積の公式」について疑問に思った人は是非ググってみてください。
非常にロジカルで簡潔な説明があります。僕は軽く感動しました。
今夜は月が綺麗らしいですね。
それではおやすみなさい。
おしまい