こんばんは、ともみです。
私はアメリカ横断旅行をきっかけにカメラを購入し、写真を撮るのが好きになりました。スマホよりも少しきれいに撮れるカメラは、一家に一台導入することを心からおすすめします!日々の生活がちょっぴし豊かになりますよ♪
今日はカメラの焦点距離による画角の違いを比較してみたので、紹介していきます。
焦点距離の違い
9~300mmのレンズを9段階に分けて撮影し比較してみました。画角の中心はすべて同じ位置にし、ボディも同じものを使用、設定も同じというように、条件はすべて同じにしています。ちなみに撮影場所と中心の鉄塔の距離は約150mです。
なお、今回はオリンパスのレンズを使って比較してみたので、焦点距離はマイクロフォーサーズ規格で表示し、35mm換算をした焦点距離は()で表しています。
35mm換算についてはこちらのページを参考にしてください。
鉄塔を焦点距離9パターンで撮影してみた
それでは早速見ていきましょう。中心の鉄塔の大きさ、建物の大きさ、どの建物まで映り込むのかなどを比較しながら見ていきます。同じ場所から同じものを撮ってもこんなに見え方が違うということがわかることでしょう。
9mm(18mm):街全体の風景
最も焦点距離が短く、画角の広い写真です。空も広く写り、建物も数多く写っています。鉄塔が中心であるということはあまり気にならず、街全体を写した写真となっています。
※建物内からガラス越しに撮ったので室内のライトが写り込んでいます;;
12mm(24mm):鉄塔を中心とした街の風景
少し焦点距離を大きくしてみると、中心の鉄塔が少しはっきり映るようになりました。9mmと比較すると、画面に写り込まなくなった建物や芝生がはっきりとわかります。
17mm(34mm):大きな建物の構造がわかる
17mmまでズームすると駐車場が写り込まなくなりました。1つ1つの建物や鉄塔が大きく見えるようになり、窓や屋根の様子も細かく見えるようになりました。
25mm(50mm):人間の視覚に近い風景
25mmです。25mmは標準レンズとよばれ、人間の視覚に近い焦点距離とされています。自然な遠近感が特徴の標準レンズは目視で見た風景と似た感じの写真が撮れます。
40mm(80mm):鉄塔周りの街の風景
ここまで焦点距離を大きくすると、撮っているものが街全体ではなく、鉄塔ということがわかるのではないでしょうか。9mmの写真と比較すると一目瞭然で、映り込むものの量と大きさが大幅に変わっています。
75mm(150mm):電線まではっきり映り込む
75mmにもなるとかなり拡大して写真が撮れます。鉄塔自体の細かな構造や鉄塔につながる電線まで細く見えます。
100mm(200mm):鉄塔の写真
ここまで拡大されると鉄塔以外の建物が画面内になくなり、よりはっきりと鉄塔の様子が分かる写真となります。左にある鉄塔との遠近感もはっきりわかるようになりました。
150mm(300mm):鉄塔
さらに画角が大きくなったこの写真では、鉄塔に留まる鳥の姿がわかるほどの拡大です。鉄塔の細かな構造もはっきり見えてきます。
300mm(600mm):鉄塔の構造
300mmのレンズではここまで近寄れます。鉄塔の錆びついた様子や1つ1つの部品の様子まではっきりとわかります。一方でこの鉄塔がどのような街の中に立っているのかはわからない、そんな画角です。
使用したレンズ
今回は借りることのできた以下のレンズを使用しました。
はあぁぁ、お金持ちになっていろんなレンズがほしい今日このごろ、、
M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6
風景を撮るのにおすすめの広角ズームのレンズです!
M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm F4.0 IS PRO
広角から望遠までが詰まった万能ズームレンズ!
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
望遠ズームのレンズなので子どもの運動会にぴったりのレンズ!F値が小さいことも嬉しい!
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO
明るい望遠単焦点レンズ!IS機能がついていてぶれにくいのも特徴です!
まとめ
今回は風景画を基準として撮影しましたが、被写体を何にするかや被写体との距離などによって適したレンズは変わってきます。また焦点距離以外にも、レンズを選ぶポイントはまだまだ他にもあります。また機会があれば比較をしてみたいと思います!!!!!!