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「映画『マスカレード・ホテル』の感想(ネタバレ無し)」&「東野圭吾ベスト5」

 

こんばんは、ともみです。

映画「マスカレード・ホテル」を見たことを機に、東野圭吾が書いた小説の好きな作品を紹介していきます。東野圭吾さんの作品はどれもワクワクさせられるものばかりです。続きが気になって夜更かしして読んだことも1度や2度ではありません。。私的東野圭吾ベスト5をぜひ見ていってください!

 

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マスカレード・ホテルの感想

東野圭吾ベスト5に入る前に現在上映中の「マスカレード・ホテル」についての感想を述べていきます。

※ネタバレ無し

1/19(土)に映画館で「マスカレード・ホテル」を見てきました。

原作を読んでいたので「原作ファンの期待を裏切らないでくれ」という気持ちで見ましたが、演出がとても良く、原作ファンの皆さんにもおすすめできます。ミステリーのため、謎解きに関わる感想は控えますが、私としては3つだけ述べさせていただきます。

 

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①俳優が豪華

予告を見て知っている人も多いでしょうが、出演俳優が豪華です。(木村拓哉長澤まさみ小日向文世渡部篤郎笹野高史・髙嶋政宏・菜々緒生瀬勝久宇梶剛士など)全員見たことのある有名な俳優ばかりです。にもかかわらず、数分しか出演していないちょい役の人も多くそれにも驚きでした。

しかし、ちょっとしか出ていないにもかかわらず、ほぼすべての人のエピソードを鮮明に覚えているんですよね。これが有名俳優たる所以なのでしょうか。個性的でインパクトのある俳優さんたちに脱帽状態でした。

なお、原作ファンが最も気になるのが主演の木村拓哉さんではないかと思います。主人公新田のイメージに合うのか、、結果として私は大丈夫でした!確かに年齢とか考えると「ん?」って思っちゃいますが、映画を見始めてしまえばかっこいい木村拓哉さんでしたので気にせず見入れちゃうはずです!

 

②高級ホテルに憧れる

今回舞台となるホテルは、高級ホテルなのですがその内装やスタッフの対応に感動します。こんなホテル泊まれたらいいな~夢のようだろうな~と憧れてしまいます。私は先日まことさんにプロポーズしてもらったときに、高級ホテルに宿泊することができたのでこんな感じだった!と少し共感もできて、それも楽しかったです♪

 

③あっちゃんが可愛い!

全盛期の AKB48ファンは必見です。久々にあっちゃんこと前田敦子さんの笑顔を見ることができて、「あっちゃんかわいい~」って惚れ惚れしました。

 

とまあ、演出も演者もセットもすごいので、見るか迷っている人はぜひ足を運んでみてはと思います。 監督はキムタク主演の「HERO」の監督だった鈴木雅之さんだそうです!これは期待値が上がるのではないでしょうか・・・!

 

東野圭吾ベスト5

それでは本題に入ります。私の選ぶ東野圭吾ベスト5について紹介していきます。

 

第5位:加賀恭一郎シリーズ「新参者」

阿部寛さんが主演するドラマ・映画で有名の「新参者」です。私は「新参者」しか見ることができていないので、シリーズとしてはまだ好きと名乗ることができませんが、実家に全て置いてあるので、いつか読みたいと思っています。

新参者の舞台は日本橋人形町です。短編集で構成されており、どれも心温まる人情あふれる話ばかりです。心がスカッとするというよりは、ホッとしてしまうようなそんな話です。

主人公の加賀恭一郎がある殺人事件を追う中で、人形町に住む人々と出会い疑問に思ったことを明らかにするために行動していきます。各短編の事件が全て解けたとき、事件の真相が明らかになります。各短編が最後の結末につながっているところに興奮を覚えます。

 

新参者 (講談社文庫)

新参者 (講談社文庫)

 

  

第4位:手紙

2006年に山田孝之さん主演の映画でも話題となった「手紙」も東野圭吾さんの作品の中で好きな作品です。強盗殺人を行って刑務所にいる兄を持つ主人公武島直貴の心情や生き方を描いています。刑務所から定期的に届く兄からの「手紙」、その「手紙」に対する主人公の心境の変化、そして初めて自分から兄へと送る「手紙」にご注目ください。

加害者の身内である弟は進学、就職、夢、恋愛と人生のあらゆる部分で「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られて苦悩していきます。レッテルを貼られていては生き抜いていくのが難しい世の中の難しさや犯罪を起こした身内との付き合い方について、深く考えさせられる作品です。

 

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

 

  

第3位:ガリレオシリーズ「容疑者Xの献身

福山雅治さんが演じていたことでも有名なガリレオシリーズですが、8つ目の作品まですべて読みました。その中でも「容疑者Xの献身」が好きです。短編集の多いガリレオシリーズの中でも数少ない長編作です。

天才数学者VS天才物理学者という天才同士の頭脳合戦にはワクワクさせられます。それだけではなく、その2人は大学時代の友人とのことでした。ストーリーやミステリーの謎解きはもちろん、「友人が事件に関わっていてほしくない」という主人公湯川の苦悩も胸にくる作品です。

 

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

  

第2位:マスカレードシリーズ「マスカレード・ホテル」

第2位は、現在公開中の「マスカレード・ホテル」です。私が東野圭吾作品を読むきっかけともなった小説で思い入れも深いです。シリーズ作品の「マスカレード・イブ」は「マスカレード・ホテル」で主人公の二人が出会う前の話、「マスカレード・ナイト」はあらすじも何もまだ見ておらず、文庫本が発売されることを心待ちにしているところです。

「マスカレード・ホテル」は主人公で刑事の新田が事件が起こると予告されたホテルに潜入捜査をします。その新田の指導役に当たるのがホテルマンの山岸尚美です。それぞれの職業に誇りとプライドを持つ二人の掛け合いにどんどん引き込まれていきます。ホテルは仮面を付けた客がごまんとやってくる仮面舞踏会(マスカレード)のような場所である、そんな面白さも表現している作品です。

 

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

 

  

第1位:白夜行

私の中の東野圭吾作品の第1位は「白夜行」です。山田孝之さん、綾瀬はるかさん主演のドラマで話題となった作品です。私はドラマから入ったのですが、ドラマはすでに3回以上見返しました。主人公の二人はもちろん、子役、そして武田鉄矢さんの演技が素晴らしいです、、、!

あらすじを聞くよりとりあえず見て!と強くいいたい作品です。(うまくあらすじまとめられなかっただけ笑)伏線の回収や描写の仕方が本当に巧みで惚れ惚れしてしまいます。

ドラマの大ファンだったので、小説も読んでみようと手に取りました。私の勝手な感覚ですが映像化されたものよりも原作のほうが面白い作品が多いので期待大でした。しかしいざ購入しようと書店に向かうと、文庫本の分厚いこと、、、4cmほどある厚みでした。最初は躊躇しましたが、絶対面白いはずと意を決して購入した日のことを今でも覚えています。

結果は大当たり。ドラマの大ファンも原作が好きになると思います。逆に原作から入った方もこのように映像化できるのかとドラマに感銘を受けると思います。

両者の大きな違いは主人公の内面を描いているかどうかです。原作を見て驚いたのが、主人公の心情は一度も描かれないまま終了してしまいます。でも周りの視点から浮き彫りになる二人の主人公の考えや行動、うちに秘めているもの、二人をつなぐ強い絆が読み取れます。

 

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。読んだことのある作品、ドラマや映画を通してみたことのある作品も多いことでしょう。私が言うまでもなく、東野圭吾さんの作品は素晴らしいものばかりです。小説好きの方、小説を読んでみたいという方はぜひ手にとって読んでみてください。期待を裏切りません!!