こんにちは。ともみです。
12連休の愛媛帰省を、楽しんでいます。
この帰省で広島、愛媛、高知へ行きました。
その道中で何度も話題に上がったことがあります。
西日本豪雨の被災の話です。
東京にいると、もう一か月も前のことで着々と復旧作業も進んでいるという印象でいました。
自分の両親、兄弟、親族に大きな被害がなかったため、ニュースを見ても傍観者として見ている自分がいました。
被災が起こったときから全国版のニュースでは、あまり詳しく被災地のことを放送してくれない印象でした。
西日本、とまとめられていることからもわかるように、被害にあった地域は地元の愛媛だけでなく、西日本の全ての地域でした。
そして、全国版のニュースで放送されるのは、その中でも特に被害の大きかった広島と岡山、次いで愛媛という感じでした。
今の時代、どこからでも情報は入るので全国版のニュースのせいにするのはおかしいですが、今回地元に帰ってきて、自分と地元に住んでいる人とで、当たり前かもしれませんが、この被害に対する考えが違っていることに気づきました。
1日の間で被災したことを考える日は最近ではありませんでした。しかし、地元では毎日なにかしらで被災のことを考えています。
地方のニュースでは少しずつ復興していくところを取り上げて盛り上がっています。
道を走ると被害の跡が見え、ここもすごかったんだねと、話題にあがります。
テレビやスマホを通して現場を見るのではなく、実際に目で見ることで、こんなにも印象は変わるのだと感じました。
広島、愛媛、高知と走ってきました。
広島の道はまだ土嚢がたくさん積まれている道があり、片側通行のところも多かった。
この被害の影響でしまなみ海道に来る人も少なくなったと聞いた。
当時は1週間も断水して困ったという話も聞いた。
愛媛では、行こうとしていた温泉が被災の影響でまだ再開されていないことを知った。
親族からいろんな人や地域の被害状況を聞いて、知り合いや知り合いの親族には大きな被害にあった人がたくさんいることを知った。
市によっては食べるところが飲食店も再開できていなかった。大洲市はマクドナルドもトンカツ屋も店の周りは土だらけで店の中も暗かった。
高知へ行く道の高速道路は、片側通行だった。愛媛に向かう道が土砂崩れと一緒に壊れ滑り落ち、復旧はすぐにはできなそうだった。
高知は今回の被害は愛媛や広島ほどではないものの、太平洋側に面し、地震で津波の影響を受ける可能性が大である。
東日本大震災からそう言われている高知県は着々とその対策が行われていた。
道路を高い位置に作ったり、避難場所となる高台が各地に見られたり、、、
こういったほかから学んで対策を取っているところは、ほかの地域も学ぶべきだと思った。
この西日本豪雨からも多くのことを学んで、もし自分が当事者になったときの知識としたい。
復興はまだまだこれからだと感じた、今回の帰省でした。
でもところどころ見える復旧状況や、明るいニュースには力をもらえます。
そしてなにより、地域の人のがんばる笑顔にはこれから復興にも負けない、強いエネルギーがあふれているなと感じました。
西日本豪雨の被災を終わったものと考えず、復興していく姿を見守っていきたいです。