こんばんは、ともみです。
今日は好きな漫画紹介シリーズ。
以前、ベスト5をご紹介しました、そのときの記事はこちら👇
今日はそのベストで2位に入った「ちはやふる」について書きます。
もう大好きです。
何度も読み返したくなる。語ります・・・!
ネタばれ含みます。ご注意ください。
あらすじ・特徴
主人公「綾瀬千早」、「綿谷新」、「真島太一」の幼馴染3人がカルタを通じて、成長していくストーリー。以下の2つを中心に話は進められます。
高校生活の部活としての話。東京の瑞沢高校で1年生の千早と太一はカルタ部を創り、「肉まんくん」、「かなちゃん」、「机くん」のメンバーで団体戦、高校選手権全国大会を目指す。福井に住む新とはそこ、全国大会で個人戦で出会うことになる。団体戦という5人で戦うことで得られる強さ、部活を通して築かれる友情、その中で得た将来の夢、後輩との関係。そんなことが鮮明に描かれています。
名人・クイーンを目指す話。カルタの男性の日本一である名人。女性の日本一であるクイーン。千早たちはカルタをしていく上で、それらを目指していくことになる。そこで出会うライバルたちとの関係、自分の中の変化に気づくところ。こちらはまだこれから、というところでもありますが、先がすごく気になるほどすばらしく描かれています。
恋愛要素が少ない
読んでいて、あれ、これ少女マンガだったよな?と思わされるほどです。
特に前半は恋愛要素がほぼありません。カルタ一色といいますか、カルタにはまっていく千早を描いているように思います。
でもまったくないわけではありません。どの巻にも恋愛要素は隙間隙間にちょこっと垣間見れます。そこにきゅんとしたり、どきっとしたり、気になったり・・・。少ないからこそそこにドはまりしたり・・・。
読むうえで一度目はかるたの試合に注視しちゃいますが、読み返すとそういった細かなところにはまります。
そして25巻を越えたあたりから、恋愛要素が少し増えます。
その内容はきゅんきゅんもしますが、もやもやもする。。。キャラクターの気持ちに寄り添えば寄り添うほど、むずがゆくなります。つらくなります。涙します。
それでも前を向く、自分を生きる登場人物たちにいつの間にやら読者が惚れます。(私の場合)
カルタの試合の細かい描写
千早や太一、新、そして瑞沢高校は成長していくにつれていろんな人、チームと戦っていきます。その一試合一試合が細かく美しく描かれています。
各キャラクターのカルタにかける思い、チームにかける思い、その試合にかける思いの心理描写が上手くて惹き込まれます。
もしかしたら読んでいると、試合が多くてしんどいと思うかもしれません。(最初は)でも読んでいると、読み返したくなるのです。あそこで彼らはあの成長があった。だから今につながっている。あの試合にはここにつながる試合になっていた。ほんとにすべてか意味があります。
だから何度も読み返したくなるのです。
高校3年間の描写がうまい
私はこの漫画の高校生活の描き方が好きです。
瑞沢高校で言うと、1年目全国大会出場、2年目全国大会優勝、3年目全国大会3位。すべて違うところ、そしてそれぞれが意味のある結果なのです。
他の少女マンガを読んでいると、1年目に出会い、恋愛し、付き合い、クリスマスやバレンタインデーの各イベントを乗り越えていく。2年目は他のキャラクターを中心にし、3年目は受験で悩む。。。みたいな。なんかありがちな、気がするんです。でもこの漫画はそうではないのです。伝わるかな・・・・。
1年1年にちゃんと意味があって、それぞれ考え方も技術も少しずつ成長している様が見えて。成長が見えるのがすきなのかな。そうみたいです。
次回に続きます
熱く語りすぎてしまって、4000字を超えてたので2回に分けることにします・・・!
こうご期待!
あたしももう一度読み返そうかな~~!
おまけ~映画化について~
昨年、ちはやふるの実写映画化がされましたね。
広瀬すずちゃん主演で。
見に行きました!!前編、後編。
好きな漫画の実写化って、自分の思い通りじゃなくて、いやだなって思うことが多いですけど、でもあそこはどう描かれるんだろうって気になって見に行っちゃうタイプの人ですわたくし。(笑)完全に策略に負けてますね。
ちはやふるに関しても見に行かないぞ!って思ってましたが、先輩に誘われてコロッと見に行っちゃいました。
まず前編。すごくよかったんですよ!!期待を裏切るっていうんですかね。まあ突っ込み始めると突っ込めるところは多いですが、面白かった。きゅんとなるところできゅんとなり、キャラクターのうれしいところでうれしくなり、悔しいところで悔しくなり・・・。とても面白かった。
すると当然期待値が上がる後編。う~~~~ん。。って感じでした。(笑)先輩とも上映後、「あれ?」ってなっちゃうかんじ。まあ見る人によって感想は違うと思いますがね;;30巻を超えたストーリーを2時間×2で描くのは難しいとわかるのだけど、期待しただけ、ちょっと残念でした。
来年、最終章、結びが公開されますね。見に行くかなあ・・・先輩とは住むところが離れちゃったから行かないかなああ。DVDで見ることになりそうです。わら
という、映画化に関する意見で今日は終わろうと思います!
ではでは~~~!