こんばんは。まことです。
タイトルにもあります通り最近競馬にハマっております。
G1レースが開催される日曜日になると、フラフラっとWINSに向かう僕とともみさん。
なかなか底辺ぽい休日の過ごし方ですが、おもしろいのだから仕方ありません。何事も当人が楽しいのが一番です。
ということで今日は初心者の僕たちから見た競馬の魅力をおとどけ。
公営であるが故の盛り上がり
競馬を初めて見たとき一番に思ったことは、「金かかってんなぁ‥!」てこと。
毎レース流れるファンファーレ、優勝馬に届けられるお花やたすき。とにかく華々しく作られています。
会場だって競馬専用の競技場がありますし、広いので芝の手入れだってコストが半端じゃない。
1レースに18頭の馬が走ることもあり、それが1日12レース。その分賞金やジョッキー達への給料も払わなくてはいけない。
そもそも馬がゲートに立つまでに凄まじい数の人が関わっています。馬主や調教師、ジョッキー。皆んなが願いをこめ、手塩にかけて手塩にかけてレースで勝てるように育てられるわけです。
これらが毎週毎週複数の会場で行われています。
とんでもないですね。
マジでどっからこんなに金がでてんだ‥って驚愕した覚えがあります。公営でなくてはとても成り立たないですね。
その分盛り上がりは凄まじいです。
熱狂する人々
競馬に出会ったエピソードをひとつ。
ある日曜日のこと、2人で立川にショッピングに出かけました。結構電車に人が多くて、窮屈な思いをしながらやっと立川に到着。
すると、車内の大多数の人が立川で下車。まぁそういうもんか立川すげえなと思って歩いていると、あることに気付きました。
なんかおじいちゃん多くね?
そう、なんと立川で下車したのはおじいちゃんばかり。体感8割おじいちゃん。そしてそのおじいちゃん達、どうやら同じ方向に歩いて行きます。腰が曲がって杖ついてるおじいちゃんもシャンシャン元気に歩いていきます。
なんだなんだ立川は元気なじいちゃん多いな‥
あまりに皆んなが同じ方向に流れていくので、僕とともみさんはついて行くことにしました。
すると到着しました。
WINS立川⚡️
「競馬かァー!」
納得した我々。
そしてそこにいる人の多さに驚きます。皆んな新聞見ながらうーんと頭を悩ませています。
盛り上がってんなぁ‥!
その日はG1レース日本ダービーの日でした。おじいちゃん達はこれが楽しみで集まっていたのです。
せっかくだしちょっと遊んでみよっか、てことで窓口のおばちゃんにやり方を聞いて携帯でせこせこ情報を集めます。
なんにもわからないので適当にこれだと思った馬達に500円ずつ賭けました。
「コイツくる気がするー!」
「えー、絶対こっち!」
周囲の熱気にあたってこっちのテンションも上がっていきます。
1階にあるデカいモニターの前にできる人だかり。満杯です。皆んな自分の馬券を握りしめ、ゲートに入っていく馬達を見つめます。
ファンファーレとともに起こる拍手。
頼むぞ〇〇ー!
そんな風に叫ぶ人もいます。
なんか自分までそわそわしてきました。
パンッ
レースが始まると途端に息をのむ群衆。静かに自分の馬を見つめます。第3コーナーあたりで誰かが叫びました。
「そのままー!そのままー!!」
先頭馬の馬券を買ったであろうおっちゃんが手をあげて応援しています。
アツくなってんなぁ‥!
そして最終コーナーを迎える頃にはギャラリーは皆前のめり。応援する馬の行く末を見守りながら、ときに手に汗握り、ときに大声で叫んでいました。
これだけ人々を熱狂させるなにかが競馬にはあるんだ‥!
馬券は見事に外れましたが、その人々の熱狂の渦に巻き込まれ、僕たちは競馬の魅力につかっていくことになります。
レースとしての競馬の魅力
競馬って単純にレースとして面白いです。運動会とかオリンピックのかけっこや陸上競技って盛り上がるじゃないですか。簡単にいうとあれのハイレベル版です。
当たり前ですけど馬って走るのはやいんですよ。その分人間よりスケールのデカい競争になります。
こんなのもう無理じゃんて思うくらい離れたところからの逆転が頻繁に起こります。誰が勝つか最後まで本当にわからない。ドキドキします。
こんなハイレベルなレースが毎週開催されてるんです。恐ろしい。
馬券の楽しみ
手軽さ
これが一番競馬の良いところだと思いますけど、とにかく手軽です。
馬券は100円から買えます。
100円ですよ?ジュースより安いです。100円払ってビビっときた馬の馬券を手に入れただけで、もうあの興奮は僕のもの。
正解がわからない
馬券を買うのはとても手軽です。でもどうせなら勝ちたいですよね。
勝とうと思うとふたつ難しい点があります。
「どの馬が勝つか」と「どうやって馬券を買うか」です。
馬が生き物であるが故に不確定要素が多く、絶対視された馬が負けることも珍しくありません。自分なりにリサーチし、勝てる材料を持った馬を探さなくてはいけない。
詳しくは書きませんが馬券にもいろんな種類があります。どの馬が1着か当てる単勝や上位3着までを的中させる3連複とか。難しいほどリターンが大きくなります。
この馬が本命だと10人が思っても、10人が違う馬券の買い方をします。
新聞を見てもネットを見ても皆んな違うこと言ってます。誰も何が最適解かなんてわかっていないのです。
そんな中から自分なりに一番期待値の高い馬券を模索していく、ゲームとしての楽しみも競馬は持っています。
最後に
今週日曜はジャパンカップというG1レースがあります。
北島三郎がオーナーの馬、キタサンブラックが走るということで耳にした人も多いのではないでしょうか。
ダントツ一番人気だった宝塚記念惨敗からの凱旋門賞回避そして引退発表。そんな崖っぷちから前走の天皇賞秋で見事な復活を遂げたキタサン。
引退まであと2戦。ラストランにむけて弾みをつけることはできるのでしょうか。
こういうドラマも魅力のひとつですよね。
勝つかなーどうかなー、心情的には勝ってほしいです!
みなさんも気が向いたら100円分でもふらっと馬券を買ってみませんか?一緒に熱狂しましょう!
では今日はこの辺で。おやすみなさい。