めおとつーりんぐ

自転車世界一周を目指す「まこと」と「ともみ」の夫婦ブログ

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あいまいな言葉を使わない

 

こんにちは。まことです。

 

自分の気持ちを言葉で伝えるのって難しいですよね。会社に入って結構苦労しています。

 

もう!なんでわかってくれないの!

そんなの言ってくれなきゃわかんないよ!

もういい!知らないっ!

 

言わないでもわかってほしいシチュエーションもありますけど、基本的に人間は他人の気持ちなんてわかりません。

 

だから、伝えるしかありません。その時必要になるのが言葉です。

 

今日のテーマは、あいまいな言葉を使わない。

伝え上手になるために、最近意識してることです。

 

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思ってないことは言えない

人間は思ってないことは言えません。だから普段からいっぱい「思う」を具体的な言葉にするように意識しています。「あいまいな言葉」は便利ですが思考の放棄です。それに逃げず、もう一段感情を掘り下げて、きちんと自分が感じていることを言葉にしていくクセをつけましょう。

 

「あいまいな言葉」の例

勉強になります。ってどこが?

「こないだの研修どうだった?」

「面白かったよ、勉強になったし」

 

こういう会話を会社ですることがあります。

 

この「勉強になった」という返しがあいまいな言葉です。これが問題で、こういう返しをしてしまうときは自分が何を学んだのかあまりよくわかっていないときだなと思います。

 

"自分が何を目的でその場に行って、そこで何を学び何を得たのか"

それがきちんと整理できていれば、もう少し具体的な話ができるはずです。自分が「勉強になった」と言ってしまったとき、それが危険のサインだと感じられなければいけません。

 

学んだことを言葉で整理しておく。

これの良いところは、その学んだことを活かすチャンスがきたときに、これはあそこで学んだヤツだと思い出せることです。「勉強になった」でほったらかしてると、基本的にすぐ忘れます。いざそのチャンスが来ても覚えていません。勉強になったことがなにかを思い返して整理し、反芻しておくことは大切だなと思います。

 

いいヤツって本当にいいヤツ?

「〇〇っていいヤツだよなー」

これも同期と話すときによく出て来ます。

 

この「いいヤツ」があいまいな言葉。僕はこの言葉が大嫌いです。使わないようにしています。基本的に「いいヤツ」って言葉はなんの情報も持ってないと思っています。「いいヤツ」ってなんなんでしょうね。なにが「いい」のでしょうか。だって褒めるところがあったら具体的に褒めますよね

 

優しい、面白い、明るい。

これらも結構あいまいよりの言葉ですが、それでも「いいヤツ」よりはかなり具体的です。そこからエピソードを話して広げていく事もできます。

 

「いいヤツ」としかその人を描写できないのだとしたら、それはその人をよく知らないし興味ないってことだと思います。別に興味ないけど有害な行動をするヤツじゃない。それくらいのことしかこの言葉からは伝わってきません。

  

よく知らないなら知らないって言ったので良いのに、ちょっと自分が良い顔したいからとりあえず褒めとこう。そんな裏の気持ちがこの言葉から見え隠れして、それが嫌いです。

 

ちゃんとその人の事を描写したいなら「いいヤツ」なんて言葉に逃げずにちゃんと具体的な言葉で伝えた方が良いです。

「○○ちゃんていつも周りに気配りできる優しい子だよねー。」

「あー○○ね、あいつノリ良すぎだわー。こないだもさー……」

こっちの方がよっぽどその人のことが伝わりますよね。

 

ヤバいの魔力

 「ヤバい」

あいまいな言葉の代表格ですよね。会社に入ってかなり苦労したのがこれです。

 

僕は学生のときはヤバいヤバい言ってました。

「ハッ!?ヤバ!」

「ヤベー奴じゃん」

「ヤバすぎ」

マジ便利ですよね。これだけで友達と感情を共有できます。

 

しかし会社に入ると、まわりはオジサンだらけ「ヤバい」なんて使いません。こっちが「ヤバ!」とか言っても全然盛り上がらない。

 

「ヤバい」と言いたくなる状況でその都度一回ストップし、他の言葉を考えねばならなくなりました。

 

でもね、浮かばないんですよ。

散々「ヤバい」に甘えてきた僕は、他に自分の気持ちを表す言葉が出てこなくなっていました。「ヤバい」はヤバいです。色んな状況がこれひとつで事足りてしまう。

 

「ヤバい」のようなあいまいな言葉は広い範囲をカバーしています。そして、「ヤバい」に到達するとそこで思考がストップしてしまいます。でも、そこからもう一段掘らないと、具体的な言葉は出てきません。でも「ヤバい」で思考が止まるクセがついているものだから、そこから掘りさげることがすごい難しく感じるようになっていました。

 

あいまいな言葉に甘えすぎていると、それがなくなったとき細かい情報を描写する言葉が浮かばなくなってしまいます。

 

最後に

社会人になって言葉遣いに少し苦労したので思うところをまとめてみました。

 

あいまいな言葉は確かに便利で汎用性の高い言葉だけれど、甘えすぎるのは良くない。具体的な言葉を使うクセをつけることでいろんな副産物がありますよって話でした。

 

最近土日が良い天気で気持ち良いですね。

今日はこの辺で。よい1日を!